セロトニン不足による【不眠症】について

   

2016-05-11_195606

セロトニンとは人間の体内に存在する神経伝達物質の1つで脳内では人間の精神活動に大きな影響を与えています。

この神経伝達物質は脳内では必須となる物質なのですが、不足することにより多くの病気を発祥することがあり、

不眠症、睡眠障害、うつ病、偏頭痛”などを発症する理由のひとつとなっています。

ではなぜ体内で神経伝達物質が不足する事態が生じるのでしょうか。

これには様々な理由が考えられ、もっとも大きいのはライフスタイルの変化であるといわれています。

以前よりサービス業では24時間化が進められ、パソコンの前に長く腰をかけていたり、

または長時間にわたるゲームを行う方も非常に多くおります。

人間本来の生活リズムを崩したままでいるとホルモンなど内分泌の異常が発生し、同時に神経伝達物質のバランスが崩れるという事態が発生するのです。

こうしたことが理由でセロトニンの量が減ったり効果が鈍化してくると、先に紹介した症状の中でもとりわけうつや不眠症などが顕著に現れてくるようになります。

通常はセロトニンが正常に分泌されることにより、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンが脳の松果腺から分泌されるのを促し、

徐々にリラックスしていく中で自然に眠気が出てきて睡眠へといざなわれるのです。

そうした中でセロトニンの不足が続いてしまうとそれが理由でメラトニンもまた不足した状態が続いてしまい、これが不眠症に繋がると共に精神的に不安定な状態になることからうつ病も併発する恐れがあるのです。

セロトニンが減少する原因とは?

セロトニンが減少してくると体には不眠症やうつ病などをはじめ様々な症状や疾患が表れてくるのですが、そもそもはどういったことが原因不足することになるのでしょうか。

私たちの普段の生活は忙しい仕事に振り回されたり、好きな趣味に費やす時間が長引いたりと、様々なことが理由となり乱れた生活を送ることになります。

この生活の乱れはダイレクトにセロトニンが減少する原因となる問題で、忙しい中でご家族に対しては「仕事だから」と無理に納得させることもできますが、

体はいつまで無理が利くわけではありません。こうしたことは単に体に表面的な疲れがたまるだけではなく、より深い部分の脳内や神経伝達物質の分泌にまで悪い影響を与えてしまうのです。

加えて仕事関係では日々ストレスを感じることが多くあり、仕事に関して様々に考えをめぐらすことから脳が疲労することもよくあるのですが、

こうした脳の緊張状態が長引くことでもセロトニンが減少する原因にとなるので注意が必要です。

ただ、そうした緊張から逃げようとご自身の趣味にのめりこんでしまうというのも考え物だと言えます。

程よく行う分には良いのですが、あまりにのめりこんでしまうと夜寝る時間を削って趣味に没頭してしまう方や、いわゆる引きこもり状態となって昼夜を問わずパソコンに噛り付いているという方まで出てくる場合もあります。

こうした生活はセロトニンを減少させると共にさらに不眠症などを悪化させる原因となりますので要注意であるといえます。

セロトニンを増やす方法について

まず不足を解消する上で大きなポイントとなるのは生活改善です。

一口に生活改善といっても実に様々な項目におよび、毎日決まった時間に早寝早起きをするということが改善点として挙げられます。

これは健康面や心理面でも非常に効果として大きいのですが、それ以上に大切なのは人間が本来持つ体内リズムに戻してあげるというところで、

朝からしっかりと日光に当たると脳が一日の始まりを自覚して活動を初め、夜になる頃には周囲の暗さと共に自然と眠気が出てくるようになります。

またセロトニンを増やす方法としては、適度な運動も非常に大切になってきます。

運動は体を動かすことで適度な疲労感を感じて夜の眠りを深くすることになり、それだけでも不眠症の方には良い効果なのですが、加えて脳内にも良い刺激を与えて脳内分泌物や神経伝達物質などの活動を促す作用もあります。

さらに少々視点を変えた増やす方法として、セロトニンを体内で合成する材料となり物質を食事でより多く摂取するということも非常に大切になってきます。

セロトニンを体内で合成する際の材料となるのはトリプトファンと呼ばれる物質で、これは肉や魚など動物由来の食品に非常に多く含まれていますので、なかなか眠れないという方は普段の食事で意識して摂取するようにしましょう。

またトリプトファンはサプリメントでも摂取することができますので、こちらもまた選択肢の一つとなってきます。

あと大麦を発酵させた酵素が脳内神経伝達物質ドーパミン・ノルアドレナリン・アドレナリン・セロトニンの働きを助ける作用があることがわかっています。

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